道南三都浪漫

2004年6月4日 旅行
初めての北海道。初めての飛行機。初めてのおつかい。
初めてづくしの旅行のはじまり、はじまり。

ミユポンたちは全て楽チンということで、ツアーに申し込んでおりました。
いや〜、衝撃でした。ツアーっておばあちゃん、おじいちゃんしかいなんですね。
老後の楽しみ=旅行を実感。
若手といったら、孫の世代までぶっとびます。
ミユポンといけひとはかなり異色でした。

朝7時10分集合って早すぎだろ!
そう思いながらも、おじいちゃん、おばあちゃんて朝早いよね。ニコリ。
皆しっかり遅刻せずに来てました。期待を裏切りません。

マイクロバスに乗せられ、羽田空港へ出発!

11時30発の札幌行きだったけど、使用機なんとかのため、15分遅れた。
GOODLUCK!!ですよ。キムタクですよ。
飛行機初体験のミユポンはかなりの緊張で、手汗びっしょりでした。
「コワイヨ〜、コワイヨ〜」
「加速早っ!」
「あ、飛んだよ。飛んだよ。飛んだよ。」
大はしゃぎだったわけです。
離陸の瞬間が、ちょっとすごいエレベーターに乗せられちゃった感じ。

びゅーんと一っ飛び、札幌まで1時間半です。
機内でのスチュワーデスさんの笑顔といったら☆
どこからそんな笑顔が!と思うほど素晴らしかったです。
スッチーの武器は笑顔だ。

札幌空港に着いて、「寒くない」と思った。
北海道というだけで、寒いと思ってしまうバカです。単純です。
初めに行ったのが、札幌・百合が原公園。
季節の花々が咲いていて、きれいでした。
そのはずでした。見れたのはたんぽぽの綿毛ちゃん。
リリートレインなるものに乗って、公園内を1周しました。
見れたのはたんぽぽの綿毛ちゃん。
綿毛ちゃん可愛いよ。ぽわぽわ。

その後に小樽に行きました。
北菓楼というお店のバウムクーヘンがとても美味しいと聞き、
絶対買おうと決めました。甘いものが大好きです。
最近、二重あごになりかけています。キャー。
小樽で初体験してしまいました。
「人力車」
ミユポンたちのような観光客は格好の獲物ですよ。
田舎者はどこに行っても田舎者とわかるのだろうか。
お兄ちゃん(後につかっちゃんと呼ぶ。)に「乗りたいんですけど。」って行くと、
料金の説明をしてくれた。
「1時間…15,000円」
イチマンゴセンエーン!え、えぇ〜!!
15,000円って!そりゃ高いよ、いけひとやめようよ。
「え、高いんですね。。」
「そう言うと思ってました。30分なら8,000円ですよ。」
8,000円か〜、確かにさっきよりは安いね。うん。
いけひとと÷2で4,000円だもんね。
「せっかく来たんだし、乗っていきましょうよ。」
「ですよね〜。乗りましょう。乗りましょう。」って、
あっさり口車に乗せられて、乗車です。
つかっちゃんと呼ばせてもらったのは、名前が「鈴木 司さん」だっただけです。
25歳だそうです。
つかっちゃんがつけていた名札には写真が貼られていて、
色が白くて、いい人そうなつかっちゃんがいました。
このお仕事してから日焼けして痩せたんだね〜と勝手な想像をしてしまいました。
つかっちゃんに裏原ならぬ「裏運河」などなど隠れた名所に案内してもらって、
途中の会話で、「お酒は・・?」と言われ、
(ミユポンたち19,20歳に見えたんだね。)
「えっと、ハタチになりました。」と軽く鯖よんでみたりした。
途中で願いが叶う木の前を通りました。
そこで、「またお客さんが小樽に来たら、俺の人力車に乗ってくれますように。」
とお願いしたそう。そう言ったつかっちゃんはかなりの商売上手だ。
30分だったけど、結局45分位乗せてもらいました。
楽しかったです。つかっちゃん、お疲れ様でした。

小樽では北一硝子の「液ダレしない醤油さし」というのが有名らしく、購入。
ピンクか白か迷った挙句、ピンクに決めた。
家で使っているけど、本当に不思議と液ダレしない。魔法の醤油さし。
一輪ざしの花瓶をお母さんのお土産に。
紫の透き通ったガラスがノスタルジックです。

右手にバウムクーヘンを、左手に液ダレしない醤油さしを持って、
子供のようにスキップして終えるのでした。

まだ終わらなかった。夜はこれから。
この日はキリンビール園というところで夕食をとり、
「三大カニ食べ放題!ジンギスカン食べ放題!飲み放題!」
たっぷり北海道気分を味わって、帰りに札幌散策をしたのでした。
さっぽろテレビ塔に登って、札幌の夜景を眺めたり、
さっぽろテレビ塔のキャラクターはテレビ父ちゃんでした。
大通り公園では太鼓やら何やらで「祭り?」って思ってたら、
ストリートパフォーマンスの一つでした。代々木公園の休日のアレですよ。
時計台を見に行って、ライトアップはされていたものの、
夜の学校にしか見えなかった。
旧北海道庁の赤レンガの建物も見たかったけど、途中で迷子になり、
やっと思いでホテルに辿り着きました。
スタバでストロベリークリームフラペチーノを買って、
これで全てチャラです。女の子って怖いよね。
甘いもの一つで、元気が出てしまう。

そうそう、札幌ってすすきので有名じゃん!キャバクラの客引き競争がすごかった。
面白い看板をハッケーン!
「ナースでお仕事」
その通し。一文字変えただけで、こんなに意味が違うなんて!
ミユポンといけひとは渋谷と同じくらい危険な匂いがするね。
(渋谷は怖いところだと思っている。中学生かよ!)
そう言いながら、やっぱり田舎者はどこへ行っても田舎者なのでした。

そして、札幌の夜は更けていくのでした。
※北海道銀行のイメージキャラクターがますだおかだでした。

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